夜間オンコール代行✕みまもりロボットで職員の負担軽減に相乗効果を
【実証プロジェクト開始】
株式会社ZIPCAREは、介護施設向けに日中医療相談・夜間オンコール代行を提供するドクターメイト株式会社と、介護施設における職員のさらなる負担軽減のため、両社が提供するサービスの相乗効果を検証します。
実証実験について
- 目的
- 2社での実証実験では、既に『まもる~の』100床が導入されている「社会福祉法人 至福の会 特別養護老人ホームむさしの園」に、ドクターメイトが提供しているサービスを導入することにより、介護職員の業務負担軽減や業務効率化だけでなく、看護職員との多職種連携にもつながることを実証します。
- 各社の役割
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- 社会福祉法人 至福の会
特別養護老人ホームむさしの園 - 介護見守りシステム「まもる~の」の活用により負担軽減しつつ、夜間オンコール代行の取り組みで、介護職員と看護職員のさらなる負担軽減を図る
- ドクターメイト株式会社
- 介護見守りシステム「まもる~の」で現場の判断をサポートするデータを共有
- 株式会社ZIPCARE
- 夜間オンコール代行と日中の医療相談のアウトソーシングを提供
- 社会福祉法人 至福の会
プロジェクトの意義
介護職員、看護職員、病院と施設の3つの視点において、現状と仮説を立てより良い相乗効果を得られることを目指します。
介護職員
- 現状
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- 介護職員と看護職員の業務の線引きが難しい
- 人によって看護師へ依頼する判断基準が異なる
- 「まもる~の」による判断はあくまで介護職員のみ
- 仮説
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- 職員同士の情報共有が増える
- 夜勤からの引継ぎの時にデータをもとに引き継げる
- 時間帯や相談内容を気にせず、医療従事者と繋がれる
- 「まもる~の」とドクターメイトによるエビデンスに基づいたアセスメントとケア改善を行える
→ 介護職員と看護職員の連携が強まる
看護職員
- 現状
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- 産休や傷病休暇などによって人員不足が起きても限られたメンバーでの対応が必要
- オンコールからの駆け付けの多さによる負担が多い
- 受診した方が良いのか判断が看護職員ごとに異なる
- 仮説
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- 看護師のオンコールおよび駆け付けの負担が軽減する
- 日中の医療判断において相談内容を気にせず、気軽に医師へ相談できるようになる
→ 病院への通院回数が減る
病院と施設
- 現状
- 往診のみに頼らない施設の体制が構築できる
- 仮説
- → 往診のみに頼らない施設の体制が構築できる
ドクターメイトのサービスを導入する前後でアンケートを実施し、どのような効果が得られるか検証してい参ります。