広島県働き方改革実践企業に認定
「広島県働き方改革実践企業」は、長時間労働の削減、休暇の取得促進、仕事と育児・介護の両立支援など従業員が働きやすい職場環境づくりに取り組み、働き方改革において様々な成果や効果が出ている企業を、広島県商工会議所連合会及び広島県商工会連合会が認定する制度。
※認定制度は、令和2年度末で終了。
東洋電装では
- ワクワクする仕事を、楽しくする。
本来、モノづくりは楽しいものです。
「楽しく働く」ことを邪魔している長時間労働や一部の社員に負担がかかっている現状を改善します。
技術で社会に貢献するという企業理念にマッチした新しい働き方の未来像を固め、全社員で共有します。 - 「楽しく仕事ができる」環境や制度を整える。
ここ数年で事業が拡大し、従業員数も増えました。
急成長する会社規模に見合った制度や環境を整えます。
という基本方針で、職場環境の改善や業務の効率化に取り組んでいます。
その取り組みが認められ、広島県働き方改革実践企業として2018年9月3日に認定証書が授与されました。
授与式の様子
働き方改革の一環で新制度を導入
実践企業はその取り組みを先進モデル事例として見える化し、情報発信や普及啓発活動に活用することで中小・小規模企業を含め広く県内企業の機運醸成・取り組み促進を図っていきます。
東洋電装では以下のような取り組みを行っております。
長時間労働を見直すための制度
- 勤務間インターバル制度
- 勤務終了後、次の勤務時間開始までに少なくとも10時間の継続した休息時間を取らなくてはいけないルール
- 早朝勤務制度
- 朝の5時から7時30分までに勤務した場合は、時間外手当を150%増しで支給
- 1920制度(退社促進制度)
- 間接部門の社員は19時、各事業に属する社員は20時までに退社を原則とするルール
ワークライフバランス支援のための制度
- 年間休日数の増加
- 隔週土曜出社から完全週休二日(土日休暇)への移行を進める
※ より土曜完全休業
- 在宅テレワーク制度
- 会社(上長)が認めた社員は、自宅で業務を行うことができる
- イノベーション休暇制度
- リーダーは、休業日を除く10日間の連続した休暇を取得可能
最大20万円の補助有り
そのほかの小さな改善活動
- できることから改善を
- グループウェア上で収集した従業員の「お困りごと」をすぐに対応できるものから改善
すぐに対応できないものもリスト化し順に対応していく
- 業務終了後の留守電
- これまで留守電にならず、定時後であっても外部からの連絡に対応していた時間分を作業に当て残業削減に努める
新制度導入に対して社員の声は?
社員の声を無記名アンケートで聞きました。
- 新制度導入による改善策の評価する声は多数
- 定時終了後に留守電に切り替わったので、その後の時間は業務に集中できた
ズルズルと残業するのではなく、時間への意識・使い方への意識が高まった
朝型の仕事への切り替え意識が持てた
- 残業削減による収入減への声も様々
- 収入よりプライベートの時間の充実が大切なのでコレでいい
家計に直結するので正直痛い。成果による評価制度の導入を検討してほしい
収入アップのために必要不可欠になる能力アップへの支援を強化してほしい
従業員数も増え、多様な価値観を持つ社員への丁寧な評価制度の設計が求められました。
評価制度の見直し
チームでのアクションプランや、社員それぞれがリーダーとの面談で個人の目標管理シートを作成し評価の見える化を進めています。